安定した毎日を過ごしつつ、社会に参加し、その人なりの充実した暮らしをつくっていくために私達はどのような支援を展開していくべきなのかというテーマのもと、1997年の夏、この小さな作業所が産声をあげました。
作業所ではできるだけその人自身に焦点をあて、個別に対応していくことを基本コンセプトに、形にこだわらない柔軟な姿勢で様々な問題に取り組んでいます。それはその人が何を見て、何を感じているのかというところから出発し、現実にその人にとって何が必要なのかを探り出す試みです。多くの方々に支えられながらこうした試みを重ね、ひとつでも多くの実を結びたいというのが私達の願いです。