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上田会長
会長挨拶
 
 

京都手をつなぐ育成会は昭和29年3月に「親の会」として発足し、以来70年の歩みを重ね、知的障害者の福祉の向上に努力を続けてまいりました。国や自治体の福祉施策は「障害者総合支援法改正法」等にみられるように、社会の中で障害者が人権を守られ、その人らしい暮らしができるように次々と福祉制度が施行され、たくさんの支援やサービスを受けられるようになりました。
しかしながら現実には、まだまだ障害者に対する社会の壁が立ちはだかっている事を実感します。本年も多くの方々に知的障害者の障害特性を伝えることで、理解を深め、障害者の権利を守り、障害のある方にとって暮らしやすい社会を作るための活動を推進してまいります。
また、京都手をつなぐ育成会にとっては、親子の高齢化と会員の減少は喫緊の課題です。親の元気なうちに学び、情報を共有しながら「親亡き後」の本人の自立した生活を目指すとともに、新たな会員の広がりに向けて行動していかなければなりません。
私たちは、京都手をつなぐ育成会の会員としての誇りを持ち、会員同士のきずなを深めながら、共生社会の実現に向けて取り組んでまいります。

 


 
京都手をつなぐ育成会
会長 上田 克枝